ボードゲームと幼稚園受験

「ボードゲームは幼稚園受験の対策になりますか?」という質問を頂くことがあります。

最近ではプレスクールでボードゲームを教材として使うこともあるそうですし、将棋の藤井四段の影響もあり、子供の頃からボードゲームで論理思考力を養えるのではないか、といったイメージからの質問かと思います。

私は幼稚園受験の指導者ではありませんのでなかなか難しい質問ですが、幼稚園受験いわゆる「お受験」の経験者として、幼稚園受験の保護者の立場からコメントしたいと思います。

有名私立幼稚園や一貫校幼稚園のお受験の考査の対象は多岐に渡ります。ボードゲームで思考力や集中力が養われたとしても、考査で見られているのは知能発達や素質だけではないので、ボードゲームだけでお受験対策するというのは、もちろんながらナンセンスでしょう。

幼稚園受験は親の受験とも言われるように、親の子育てに対する姿勢や考え方、それが子供にどのように反映されているのか、という点が重要視されているように思います。

父母で考え方が一致しているのか、特に父親が子育てにきちんと参加しているのか、といった点です。母子分離ができていることや、知能発達や子供の礼儀作法以上に、そのような点を園は見ているのではないか、と幼稚園受験を通じて感じました。

そのような観点から、幼稚園受験では「親子遊び」の考査を取り入れている園が多くあるのではないかと思います。「親子遊び」の考査では、父母と子供が自由に遊びます。そこで、どのような親子関係があるのか、子供はどのように振る舞うのか、親はどのように振る舞うのか、を園側が考査します。

考査の観点は園によって様々だと思いますが、基本的には「大人も子供と同じ目線で一緒で遊びを楽しんでいるのか」、「子供は自主性を持ってやりたいことを決められているのか」、「子供が熱中しているときは親は見守ってあげられているのか」といった、親子の基本的な関わり合いを考査しているのではないかと感じました。

裏を返すと、それらは受験考査だから重要なことではなくて、子育てにおいて最も基本的で重要な事柄だからとも言えるのだと思います。

そのような経験を経てドイツゲームを振り返ってみたときに、これは「親子が同じ目線で本気で遊びを楽しめる」数少ないコンテンツなのではないかと考えるようになりました。お受験をするしないに関わらず、親子遊びは子供の発達の上でとても大切な学びです。

そのような経緯から「親子で本気の遊びをしよう!」が知育ボードゲーム協会のコンセプトにもなり、ワークショップもそのような場の提供を目的に始めた取り組みです。

現在のところ東京都内の不定期開催ですが、今後、他地域での開催も検討しています。是非、一度、足を運んでみてください。

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知育ボードゲーム協会主催のキッズ・ファミリー向けの

ボードゲームワークショップでプレイできます。

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