ディクシット 〜対人感性力

大人にも大人気のディクシットですが、重要な知育要素を含み子供にもオススメです。

2010年のドイツゲーム大賞の受賞ゲームで世界中で大ヒット中です。

感性にダイレクトに訴えかけてくるような、得も言われぬ84枚のイラストカードを使います。フランス人のイラストレーター作とのことですが、さすがに芸術感が漂っています。

ゲームの基本コンセプトは、これらのイラストカードから感じる言葉をヒントとして提示して、どれを表した言葉なのかイラストを当てます。

ヒントの言葉は、そのカードをストレートに表わすバレバレの言葉でもなく、まったく的外れのものでもなく、丁度いい言葉を紡ぎ出します。全員にカードを当てられても、全員がカードをあてられなくても得点が入らないルールです。そこにゲームの面白さがあります。

ゲームをする中で、相手のものの感じ方と自分の感じ方の違いに驚いたり、色々な物語の想像を楽しんだりします。ビデオゲームとは一線を画した楽しみ方ですね。

場の空気を読む力、人の気持ちを推し量る力は、リーダーシップ発揮や価値あるものを創造するには欠かせない能力です。

このような理屈や知識ではない「感じる力」は誰かから教えられたり、教科書から学べるものではありません。多くの芸術などに触れ、人との触れあいのなかで対人感性力は育まれます。ディクシットはそのような知育要素と密接に関わっているように思います。

ある程度巧みなワーディングが必要となるため、未就学児では難しく小学生低学年くらいからがゲーム対象になるでしょう。ただ、この想像力をかき立てるイラストカードを並べて、オリジナルのお話しを作るといった使い方次第で、未就学児でも楽しむこともできると思います。

ディクシット/Dixit

対戦人数:3~6人

     なるべく多人数でやるのが盛り上がるのでオススメです

対象年齢:8才くらい〜

遊び方:

・それぞれに6枚つづイラストカードを配り手札とし、手札は自分だけが見るようにします。

・プレイヤーの中で最初の「語り部」を決めます。語り部は全プレイヤー持ち回りになります。

・まずは、語り部が、自分の手札から1枚を選び、そのイラストに描かれている絵から想像される言葉を伝えます。絵は見せません。

・伝える言葉は、「美しい」、「悲しい」などの単語でも、「明日から旅に出ます」のような文章でも、ことわざでも、映画タイトルでも、「ヒョロヒョロ」のような擬音でも、何でも構いません。

・語り部以外のプレイヤーは自分の手札から、その伝えられた言葉に合うと思うイラストカードを1枚えらび語り部に渡します。

・語り部は、自分が選んだカードと他のプレイヤーから渡されたカードをシャッフルして、誰がどのカードを出したのか分からないようにして、表向きにして皆の前に並べます。

・語り部以外のプレイヤーはそれらのカードの中から、語り部が選んだと思うカードを推理して投票をします。

・投票は、それぞれのプレイヤーに配られている、1~6までの数字が書かれたタイルを出すことで投票します。語り部前のカードの左から1、2、・・・といった番号が振られているとして、投票する番号のタイルを出します。語り部は投票しません。皆の投票後に自分のカードを教えます。

タイルを使う投票が面倒であれば、「私はこれに投票」、「私はこれ」といって誰がどれに投票したのか皆で覚えておく、というやり方でも事はたります。または、投票したいカードの前にその人の何かの目印を置くでもいいでしょう。

・投票結果により、それぞれポイントが入ります。

 ①全員が語り部のカードを当てた場合 または 全員が語り部のカードを外した場合、

  語り部     ・・・0点

  語り部以外の人 ・・・2点

 ②それ以外の場合 (語り部のカードを当てた人も外した人もいた場合)

  語り部・語り部カードを当てた人・・・3点

  語り部カードを間違えた人   ・・・0点

 ①・②の場合共に、語り部以外の人が選んだカードに誰かが投票した場合、その投票数の得点がカードの持ち主に入ります(上限3点まで)

・すなわち、語り部の役目は、バレバレでもなく、全く的外れでもない、丁度いい言葉を紡ぎ出すことです。

例えば、ブランコに乗っている少女のイラストのカードがあったとして、「揺れる女の子」という言葉を言ってしまうと、おそらく全員の投票を集めてしまい、語り部は得点を得られません。「浮遊する心」のように、そう言われればそうかなあ、というくらいの言葉を作ります。それであれば、他にもそういう解釈のカードが混ざってくるかもしれません。

・得点計算が終わると、1ターン終了です。

 得点数を記録して、カードを山から補充してそれぞれ手札を6枚に戻します。

 一度使ったカードは場に捨てて再利用はしません。

・入った得点は、箱の上にすごろくが描かれていて、プレイヤーのウサギ駒を得点数分だけ進めることで記録できるようになっています。普通に、紙に得点を記録してもいいです。

・全てのカードがなくなったら終了です。その時点で最も高得点の人が勝ちです。

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知育ボードゲーム協会主催のキッズ・ファミリー向けの

ボードゲームワークショップでプレイできます。

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