イチゴリラ 〜トリッキー神経衰弱
ちょっとトリッキーなメモリー系ゲームです。

何がトリッキーかというと、、、

まずは、カードの絵柄が紛らわしい。
にんじんとだいこん、サンタと泥棒、ヨットと定規、ゴリラとごくう、、絵柄がそっくりです。
更には、1の数字は1枚だけ、2の数字は2枚、3の数字は3枚、と数字によってカード枚数が多くなります。
ゴリラとごくうの5のカードは、5枚づつありますので、5枚の場所全てをあてないともらえません。
それ以外に特殊なカードが2種類。
おばけは1枚だけあり、おばけを引くと全てを裏返しにして、どこかのカードとおばけの位置を入れ替えます。
にじのカードは2枚あり、他のカードを挟んで取れます。にじ→にんじん→にんじん→にじ、のように他のカードとはさんで一気にとれるルールです。にじだけ2枚をとることもできます。
イチゴリラのルールでは、カードを取ったプレイヤーは連続してカードをめくらずに、次のプレイヤーに順番を回すので、にじで挟めば連続してカードをとれるので、貴重なカードというわけです。
おばけと、にじは、上級ルールなので小さい子供がいる場合や、慣れないうちは抜いてやるのが良いと思います。
このように神経衰弱を基本としたメモリー系のゲームですが、トリッキーな仕掛けによって、より集中力を要し、より楽しくできるように工夫がこらされています。
有名なボードゲームやカードゲームは、ドイツやフランスなど海外のゲームが多いなか、イチゴリラは日本のカードゲームです。
対戦人数:2~6人
対象年齢:4才くらい〜
ルール概要:
・神経衰弱と同様に、全てを裏向きに並べます。
・一番最初にやる人は、「いちばん最近にゴリラを見た人」(公式説明書にそう書かれています笑)
メモリー系のゲームは最初の人が不利なので、最初は年長者から始めるでいいでしょう。
・絵柄を全てめくれれば、そのカードを取ります。外れればまた裏返して次の人のターンです。
2のカードなら2枚ですが、3のカードなら3枚揃える必要があります。
・1のカードは、1枚だけみつければ取れます。当てずっぽうで最初に1がでれば取れるということです。但し、他の絵柄を揃えている途中に1がでても取れません。
・普通の神経衰弱と異なるルールとしては、カードを取った人が連続してできません。カードをとった場合でも次の人にターンが移ります。
・最後に、一番多く取った人が勝ちです。
<上級ルール>
・おばけカードと、にじカードの特殊カードがに種類あります。
・特殊カードは抜いてプレイすることもできますし、どちらか片方だけを入れてプレイすることもできます。
・慣れないうちや、小さな子供がいる場合は抜いてプレイしましょう。
○おばけカードのルール:
・おばけは1枚入っています。
・おばけが出た場合は、めくってる途中のカードを裏に戻して、おばけのカードと、どれか他のカードの位置を入れ替える。
○にじカードのルール:
・にじは2枚入っています。
・にじは、他のカードを挟んでとることができます。
・例えば、にじ→サンタ→サンタ→サンタ→にじ、という順番でとると、いっきに5枚とれるということです。
・挟むカードは何でも挟めるということではありません。取れるカードを挟むということです。
例えば、にじ→サンタ→サンタ→どろぼう、というようになったら途中で失敗なので、全て裏に戻して次の人に順番が移ります。
・にじ→にじ、と普通のカードのようにとることもできます。
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知育ボードゲーム協会主催のキッズ・ファミリー向けの
ボードゲームワークショップでプレイできます。
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