スコットランドヤード・ジュニア 〜盤上鬼ごっこ
ドイツゲーム・オブ・ザ・イヤー1983年大賞を受賞したボードゲームの名作
「スコットランドヤード」を簡略化したジュニア版です。

基本コンセプトは、怪盗Xを複数の探偵が追いかける1対多の盤上鬼ごっこです。
本家のスコットランドヤードは怪盗Xが普段はどこにいるのか見えずに、数ターン毎に明かされる怪盗Xの居場所やどの移動手段を使ったのかなどの情報から怪盗Xの居場所を推理して追いつめていく推理ゲームです。
ジュニア版のほうは、怪盗Xの居場所は探偵側からも見えているので、次のターンにどこに移動するのかを予想して、そこに探偵が先回りできれば探偵が勝ち、怪盗が数ターン逃げ切れば怪盗の勝ち、といったゲームになります。
本日の知育ボードゲーム協会主催の親子ボードゲーム会では、ご家族でプレイされている方がいらっしゃいました。幼稚園のお子さんが怪盗Xで、ご両親二人が探偵役の3人でプレイされていましたが、お子さんが逃げ切って勝ちでした。
お互いの性格が良く分かっている方が推理の楽しさも増すようです。
ジュニア版のほうは盤上鬼ごっこ、本家の方は論理推理ゲームになり、基本コンセプトは若干異なりますが、ジュニア版のほうでゲーム自体に慣れて、本家のスコットランドヤードに進むというのもオススメです。
対戦人数:2~4人
3~4人で良くお互いの性格をしっているご家族や友達同士がオススメです
対象年齢:6歳くらい~
ルール概要:
・怪盗役1人を決め、それ以外が探偵役になります。
・コマを初期位置にセットアップします。
・それぞれが手元に次の移動手段の小さなカードを4枚もち、次にどの移動手段で移動するかをそのカードから1枚を選んで同時に出します。
・怪盗の行き先に探偵が先回りしていれば、探偵が怪盗をキャッチしたことになります。怪盗の行き先に探偵がいなければ怪盗が逃げられたことになります。
・先に怪盗が9回逃げ切れば怪盗の勝ち、その前に探偵側が怪盗を3回キャッチできれば探偵側の勝ちです。(回数はハンディキャップなどで自由に決めてOKです)
・移動手段のカードは何も出さない(空の手を出す)ことで移動せずにその場に留まるということもできます。船の移動手段(黒のカード)は船着き場にいるときにしか出すことができません。
-----------
知育ボードゲーム協会主催のキッズ・ファミリー向けの
ボードゲームワークショップでプレイできます。
-----------