親が子供に付き合うのではなく一緒に楽しむ

ボードゲームというと、将棋やオセロのイメージが先行し、記憶力、計算能力、論理思考力を育むことに焦点があたりがちです。もちろん、そのような効果もあるでしょう。しかし、ただ単に、それだけではないと思っています。

なぜ、ボードゲーム?

幼児教育レベルが高いと言われているドイツは、ボードゲーム大国でもあります。性別年齢に関係なくボードゲームを楽しみ、毎年、数百というボードゲームの新作が発売されています。通称「ドイツゲーム」と総称され、最近は日本でもプレイ人口は増えているそうです。

 

ドイツゲームの特徴は、運の要素と実力の要素バランスと、他のプレイヤーとのコミュニケーション、視覚や触覚にうったえるデザイン性の高いコマやボードがあげられます。

子供と大人が同じ土俵でハンデなしでプレイもでき、それぞれがさまざまな観点でも楽しめるのです。

事実、ドイツゲームの中には、対象年齢4才~99才+ という表記がされているものもあります。

ドイツゲームは世代を超えたコミュニケーションを目的にしている、と言っても過言ではないでしょうか。

そのようなコンテンツは他に類がないように思います。

親と子の対等なコミュニケーション

フロイトやユングと並び称される心理学者アルフレッド・アドラー(1870-1937)は親と子であっても対等なコミュニケーションなくして健やかな子育ては出来ないと言いました。この考え方は、これをご覧のお父様やお母様も頷けるのではないでしょうか。しかし、私たち多くの親は子供に対して常日頃、対等なコミュニケーションを行えているでしょうか?

 

手指の発達と集中現象

現代でも多くの幼稚園で実践されているモンテッソーリ教育の開発者であるマリア・モンテッソーリ(伊 1870-1952 医学博士・幼児教育者)は、「手指の発達と知能の発達が結びついている」ことを発見しました。また、子供が時折見せる物事に集中して取り組む姿勢、「集中現象」が、子供の成長にとても重要であることも指摘しています。

 

ワークショップの目的

親と子供、年代の違う子供同士が、対等なコミュニケーションを学ぶための場です。また、子供にとっては集中して物事に取り組む力、何より'楽しむ力'を育む場です。

ボードゲームそれぞれ、記憶力を求められるもの、戦略立案が必要なもの、瞬発力が鍛えられるもの、様々な効果が期待されますけれども、まずはそこに長けたることを意図してはいません。皆で対等にコンテンツを囲むことで、それぞれにとっての良い気づきが得られることを目的にしています。

 

もちろん、親子でボードゲームを囲むだけでは、'教育'とはいえません。ましてや、それだけで、小学校・幼稚園受験のいわゆる'お受験'対策になるとも思いません。

 

ただ、そこに対等なコミュニケーションが生まれることは確かなように思います。学びや気づきを得るのは、なにも子供だけではないのではないかと思います。ワークショップを通じて、ご参加のお父様、お母様ご自身も、子育ての気づきを得られること願いつつ。

主催 こばやしともこ

​来歴

東京女子大学現代文化学部コミュニケーション学科卒

卒業後、IT企業へSEとして入社。

コミュニケーションに関する仕事を目指し、PR代理店にて広報や宣伝などマーケティングコミュニケーションのキャリアを積んだ後、インターネット最大手の企業にて10年以上マーケティング担当として勤務。ブランディング、社会貢献、各サービスのプロモーション、広報など様々な仕事に携わる。出産後退社し、現在に至る。一児の母。

主催 こばやしともこ

​運営主旨

​数年前、いわゆる「お受験」と呼ばれる幼稚園受験を経験しました。その期間、幼少期の親子のコミュニケーションの重要性について勉強し、深く考える良いきっかけになりました。まだまだ日々模索中でもあります。

 

幼稚園受験の準備で「親子遊び」の練習にボードゲームを使っていた経験から、親と子供のボードゲームワークショップを立ち上げました。少しでも育児中の方のお役にたてる活動として継続できればと願っています。